お盆・新盆

お盆とは

お盆は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので、お釈迦様が弟子の亡き母が餓鬼道に落ちて苦しんでいるのを見て、それを救うために供養を命じた日と言われています。

地域によりますが、東京では7月、その他の地域では8月が一般的です。
お盆には、帰ってくる祖先の霊を迎えて各地域で迎え火や灯篭流し等様々な行事を行います。

新盆とは

四十九日の忌明けのあと、初めて迎えるお盆のことを「新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)」、「初盆」等と言い、四十九日の忌明け前にお盆を迎えた場合は翌年のお盆が新盆となります。
 
新盆は、亡くなられた方が初めて家に戻ってこられるお盆ということで、白色のみや白を基調にごく淡い色合いでまとめたお花を贈るといいでしょう。

また、通常のお盆同様、お盆入りする前のお届けが望ましいとされています。

お盆に贈る花について

お盆に欠かせないのはやはり供花。

お盆のご供花は、白を中心とした色合いが一般的ですが、地域によっては明るい色使いや色とりどりのお花を贈る風習もあります。

フラワーショップ オックスフォードガーデンでは、地域やご家庭の風習、故人のお好み等に合わせた
盆花の花束やアレンジメントをお作りいたします。

【ホオズキ】
お盆には欠かせない花。漢字で「鬼灯」または「酸漿」と書きます。ご先祖様が道に迷わないように、このホオズキを提灯に見立ててお盆に飾るようになったそうです。


【ハス】
仏教では「蓮華(レンゲ)」と称され、極楽浄土を象徴する花です。ハスの中にはお釈迦様がいると言われています。


【ミソハギ】
こちらも盆花として欠かせないお花。地域により、ミソハギの花穂に水を含ませてお供え物に水をかける風習があり、それが禊(みそぎ)を連想させることから「ミソギハギ」→「ミソハギ」と呼ばれるようになったと言われます。


【オミナエシ】
秋の七草の一つ。漢字では「女郎花」と書きます。「おみな」は「女」、「えし」は古語の「へし(圧)」で、女性を圧倒するほど美しいことからこの名前が付けられました。


【リンドウ】
季節の花として昔からお盆の時期にちょうど野山に咲いていたこと、また花言葉が「あなたの悲しみに寄り添う」であることからお盆の花としてよく使われています。


【スターチス】
スターチスの紫はお釈迦様の座禅の足を意味しており、昔は仏様や位の高い人にしか使わなかったそうです。暑い時期でも花持ちがいいので、お供えのお花にはぴったりです。


 

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